「うすよう」は、雁皮を原料とした薄く漉いた斐紙(雁皮紙)を指し、平安時代の王朝文化を象徴する、華麗で優雅な和紙としてもてはやされました。
掲載品の中に、日本独自の紙漉きの技法で漉いた、雁皮紙・三椏紙・麻紙・嘉寿紙等を掲載しております。華麗で優美な「伝統工芸品」をご覧下さい。

商品概要

鳥の子の集大成ともいうべき「うすよう」。「鳥の子」は和紙の中でも古来より最も親しまれた呼称です。今日では、ふすまや壁紙などとして、和室から洋室までさまざまな建築空間で用いられていますが、多くの場面で見受けられるにもかかわらず、「鳥の子」には大変様々な種類があることは、あまり知られていません。本書「うすよう」では、生漉き雁皮紙を筆頭に、生漉き三椏紙・手漉き麻紙や抄紙機による三層漉きの高品質な靱皮繊維やパルプを原料とする特漉き紙・染料を使った染め紙である栞染め等、幅広い選択肢でイメージにフィットした鳥の子に出合えます。

現物は弊社ショールーム(要予約)にてお確かめ下さい。