「染め紙」の歴史は古く、正倉院の遺物や文書の中にも見受けられます。
そこで本書では、染料を使った「浸し染め」の技法による手作り一品制作の「染め紙」をご用意致しました。
うつし紙、揉み紙、漉き模様紙等の技法を用いた、手作りならではのデザインをお楽しみ頂けます。

商品概要

本書「しおり草」では、染料を使った「浸け染め」の技法による

、手作り一品制作の「染め紙」をご紹介いたします。日本の伝統色・十八色を基本に、明度を三段階に分けて、合計五十四色の「染め色」をご用意しました。収録したいずれの和紙にも、染め色の五十四色を染めつけることができます。この「染め紙」を下地に、「雲母摺り」「雲母揉み」「漉き模様」「金銀砂子」など、多彩な加飾技法や抄紙技法を展開することも可能です。手作りならではの長所の一助としていただければ望外の喜びででございます。